精密機械部品の製造・供給はお任せください!

先端分野の精密機械部品加工

航空機、半導体製造装置、医療などの先端分野で使用される精密な機械部品の加工を承っています。
国内の厳選した100社以上に及ぶ幅広いのネットワークで、多種多様なご要望にお応えしています。
特に多品種少量、開発品などの分野では、当社にしか扱えない難案件の数多くの実績があります。

医療機器製造業 登録番号: 13BZ201737

ローターブレード

航空機、半導体、医療関連など、先端分野の精密機械加工部品に多くの実績があります。

特に5軸加工と呼ばれる、複雑形状の実現方法では試作・開発品や小ロット生産などでご定評いただいております。

ステンレス、アルミ、鉄などの一般的な素材はもちろん、チタン、マグネシウム合金等にも対応しております。

航空宇宙

航空機イメージ
航空宇宙関連部品

半導体製造装置

半導体イメージ
半導体化製造装置部品

医療・理化学

医療イメージ
加工用治具

加工・製造・仕上・検査・洗浄・梱包までの一貫対応

精密加工部品を調達する上で、各工程ごとに委託先を見つけ、そのマネジメントを行うことは、非常に複雑でコストを要する作業になります。

昨今では、日本国内において工場数が激減し、最適な委託先を見つけることは更に困難になっています。
早いスピードで市場や事業環境が変化する中で、このような調達上の管理コストを負担することは、企業にとっても大きなスクになってきています。

TOKYO精密機械部品は、そのような企業のニーズに応え、設計から加工、仕上げまでの一貫生産をご提供しています。

ご要望の部品の開発段階から、製造工程を踏まえた合理的な設計内容をご提案する事も可能です。材質や形状などの機能面から、コストや予算に沿った最適な工程の検討など、総合的な観点から御社の精密部品調達をサポートします。

加工から仕上げまで、製造のインテグレーターとして、最適なパートナー企業を調整し、御社のニーズにお応えします。

「設計ノウハウを持つ技術営業」にお任せください

設計知識を持つ技術営業担当者が、首尾一貫対応いたしますので、困難な部品製作案件も安心してお任せください。
特に、設計担当者様と、製造都合まで考慮した合理的な製作方法や設計内容まで踏み込んで、二人三脚で製品実現の支援をしています。

製造工程との整合性や、設計の合理化を含めてご提案差し上げます。

自社内でも製造工程を持つ製造業者ですので、単なる商社ではなく、協力工場との対等な取引をベースとした信頼関係が構築されています。
双方の稼働状況や得意技術をよくわかっているからこそ、信頼コストを低減した合理的なご提案が可能となります。

試作、多品種少量、小ロット、量産にも対応

主に試作用の単品製作から、多品種少量を得意としています。
もちろん、様々なネットワークを駆使し、量産の対応も可能です。
設計の初期段階から、量産まで末永くお付き合いさせていただけます。

主な加工工程

部品の設計支援、製作に関する業務を全般的にお受けしています。
下記分類にない特殊工程なども、都度お客様と相談しながら対応させていただいています。

設計支援

3Dモデル作成
2D図面化
リバースエンジニアリング

半導体関連部品 ラッピング加工例

機械加工

マシニング加工(5軸加工含む)
NC旋盤加工
放電、研削など

インペラ

板金加工

レーザーカット
タレットパンチ
曲げ、絞り、プレス

半導体製造装置部品

溶接加工

TIG溶接
レーザー溶接、EBW
ロウ付けなど

アルミ溶接

表面処理

メッキ
アルマイト、他フラム
焼付塗装

金メッキ

精密仕上

精密研磨加工
手仕上げ
修復

医療器具

洗  浄

半導体関連装置部品

脱気梱包

脱気梱包

配  送

個別梱包

精密機械部品の製作実績

分野詳細
航空宇宙各種機体構造部品(ハウジング、ロッドエンド、スティフナ、フレーム、フィッティング等)
エンジン関連部品(タービンブレード等)
精密機械加工(マシニング、5軸加工)、精密板金加工
半導体製造装置クランプリング、シールド、デポジションリング、カセット
各種カバー、チャンバー内精密部品
開発品、オーバーホール・メンテナンス部品等多数
医療・食品人工骨関連部品、手術用器具等、撹拌子、架台・フレーム・躯体・台車、構造部品など
自動車各種複雑・精密部品、治具
その他一般産業用精密部品の試作、多品種少量生産を承っています
ローターブレード、タービンブレード、撹拌子など複雑形状の部品製作実績多数

精密機械部品の製造ハブ

100社を超えるパートナー企業との協業

自らも設計や製造工程を持つ「製造ハブ企業」として、各種加工を専門とするパートナー企業との協業により、あらゆる精密部品を実現いたします。

お客様への技術対応窓口として、複数工程の加工部品を一括して取りまとめたり、最適な機械設備を保有する協力工場を選定し、お客様の望む加工品を提供いたします。
パートナー企業とは単なる受発注の関係ではなく、お互いのビジネスを知り尽くしているからこその、対等な信頼関係で結ばれています。
初めての案件でも、信頼コストを低減した上でのミニマムコストでのご提案が可能な環境が整っています。

当社のようなハブ企業は、単なる商社的ビジネスでは困難な技術的課題を、お客様と一緒になって解決していくビジネスパートナーです。

中小製造業クラスタ

対応可能な材質

区分詳細
SS400, SKD11, SK2, S45C, S50C, S30C, S25C, S15C, SCM440 他
ステンレスSUS303, SUS304, SUS316, SUS420, SUS430, SUS630 他
アルミA1013, A1015, A2011, A2017, A2024, A5052, A5056, A6061, A6063, A7075(YH75)
KN500, KN520
銅・真鍮無酸素銅(C1011, C1020), タフピッチ銅, 黄銅(C2600, C2801, C3604) 他
チタン純チタン, 6-4チタン(Ti-6Al-4V), チタンパラジウム合金 他
マグネシウムAz31, Az91等
ニッケルインバー, スーパーインバー, インコネル, ハステロイ
樹脂PTFE(テフロン), PEEK, POM(ジュラコン), MCナイロン,PPS, PA66, PVC, PE, PP, ABS等
セラミックスアルミナ, ジルコニア, SiC, マシナブルセラミックス各種 等

設計・調達担当者のための発注ミニ知識

  • 001 受託製造業の今 - 急激に減る町工場
    TOKYO精密機械部品では、様々な中小製造業、いわゆる町工場をネットワークしています。そして、町工場同士が対等な立場でクラスターとして結集し、ハブ企業を通じて顧客と対等なパートナーシップを気づいていく事が必須であると考えます。まずは私たち受託製造業について知っていただければと思います。
  • 002 製造のコスト構造 - 製造費用の基本的な計算方法
    私たち受託製造業のコスト構造について解説します。製造業以外の付加価値についての考え方にも通じますが、製造コストは材料費+加工賃です。加工賃が製造の付加価値となります。加工賃は加工工数x時間チャージとなります。時間チャージを適正にし、加工工数を短縮して、品質を高く保つことが受託製造業の使命と言えます。
  • 003 町工場の事業スタイル - 受発注のポイント
    町工場のビジネスはまさに一期一会です。その都度様々な依頼が入ったり、納品が完了して終わったりと絶えず流動的な状態です。同じ仕事でも、タイミングが良ければ低コスト短納期で加工してくれたり、まったく受け付けてくれなかったりと、対応もまちまちです。そんな受託製造業のビジネス観をまずは是非知って下さい。
  • 004 仕事の値段 - 日本の低い生産性と給与水準
    日本の受託製造業の変化をとらえ、付加価値を高めるための強みに変えられるような情報を共有していきます。まずは、仕事の価値について考えてみましょう。日本人の仕事はどれだけの価値を生み出し、世界的に見ればどの程度の水準なのでしょうか。
  • 005 自働化と人の仕事の付加価値 - 受託費用の計算例
    日本の受託製造業について、コスト構造をブレイクダウンした後に、実際のモデルケースで加工費の資産をしてみます。私たち製造業のコスト計算の方法を見直す一つの事例としてご覧いただければ幸いです。
  • 006 急激なコストアップは何故? - 物価と事業承継
    日本の受託製造業について、値付け感に見るビジネスの成立性を考えていきます。今回は、長年続く受託製造業務の物価との関係について取り上げてみます。昔ながらの仕事を、他者に転注しようとしたときに価格が数倍に跳ね上がる経験をしたことはないでしょうか?発注側、受託側共に、正しい値付け感について考えるご参考になれば幸いです。
  • 007 町工場の変化と生産性 - 小規模事業者の淘汰
    日本の受託製造業について、値付け感に見るビジネスの成立性を考えていきます。今回は、長年続く受託製造業務の物価との関係について取り上げてみます。昔ながらの仕事を、他者に転注しようとしたときに価格が数倍に跳ね上がる経験をしたことはないでしょうか?発注側、受託側共に、正しい値付け感について考えるご参考になれば幸いです。
  • 008 取引関係再構築のポイントとは? - 対等な取引と信頼コスト
    日本の受託製造業についての、受託側の変化について解説します。従来のように単に一方的に仕事を安価で受けるだけの下請け企業と、代替わりも済んで積極的に付加価値を高めている高成長企業に2極化が進んでいます。この変化をいち早く見抜ければ、国内で高品質な部品を調達するためのヒントが見つかるかもしれません。
  • 009 新興国との賃金差はどれくらい? - 絶妙な日本の立ち位置
    日本の受託製造業について、新興国との関係を考えてみます。中国や東南アジアなど、特に大量生産品の仕事は新興国に流れて行ってしまいました。国内事業者は国内で残されたパイを奪い合う構図となり、互いに値段を下げ合って疲弊しています。一方、日本のワーカーは決して高いわけではなく、更に職級が高くなるほど割安です。
  • 010 淘汰される町工場 - 小規模事業者の激減する製造業
    日本の製造業は全体として縮小していますが生産性は向上しています。その中身を見ると、小規模事業者の淘汰によるものだということがわかります。現在生き残っているサプライヤーとの将来を見据えた新しい関係構築が必要です。
  • 011 「安くて良いもの」は正しい!? - 下がり続ける製造業の物価
    日本の製造業は特に物価が減少し停滞しているという特徴があります。その中でも、半導体関連産業や情報通信産業など特有の事情もあるようです。
  • 012 「高い国」ではなくなった日本 - 国際的な物価水準
    かつて日本はスイスを抜き先進国でも極端に高い物価水準に達し、製造業の海外移転の大きな動機になったと言われます。その後国内物価の停滞が続いたことで、物価水準も他国並みに落ち着いてきたため、もはやかつてのような高い国ではなくなっているようです。
  • 013 製造業の労働生産性 - 産業別に見た製造業の立ち位置
    日本の経済活動別の生産性について可視化してみます。製造業は労働者数も多く、比較的生産性の高い産業ですが労働者数が減っています。逆に比較的生産性の低い業務支援的・公共的産業の労働者数が増えています。
  • 014 製造業の労働生産性 - 国際比較による日本の立ち位置
    製造業の生産性について国際比較をした結果をご紹介します。日本の製造業は他の産業と比較すると生産性が高いですが、国際比較してみると先進国の中ではまだまだ低い水準であることがわかります。優秀な製造能力を、付加価値へとうまく転換できていない事がよくわかります。

お客様の声

試作品やメンテナンス用の単発品の精密加工部品を依頼することが多いです。担当者さんが加工内容まで熟知されていますので、依頼する段階で作りやすい形状のご提案をいただき、合理的な形状に設計変更したうえで改めて製作依頼することもしばしばあり、大変助かっています。

また、半導体関連に特有な処置についても、対応してもらえているのもありがたいです。具体的には、切削痕の除去(研磨)や、洗浄・脱気梱包です。ここまで対応できる加工業者さんはなかなかいませんので、大変助かっています。

ー 半導体製造装置 エンジニア様

担当者さんがもともと航空機メーカーに勤めていたという事もあり、航空機業界の文化もわかってもらえているところが心強いですね。当社はTier1という位置づけですが、供給責任を持つ立場からすると安心してお願いできる依頼先の一つです。また、航空機関連以外でも、品質管理のいらない簡単な治具部品一つからでもお願いできますので、その振り幅の広さに度々助けられています。

ー 航空機部品製造業 調達担当者様

設計から、板金、機械加工、溶接含めて全てお願いしています。試験を繰り返しながらの開発フェーズでは、その圧倒的なスピード感とレスポンスの速さにいつも助けられています。依頼から、設計・製作の手配まで、通常の町工場ではありえないスピード感で処理していただき、開発サイクルの高速化の大きなドライバとなっています。設計から各種加工、組み立てまで精通しているからこそのサービスなのだと、最近になってその存在の特異さに気づきました。当社にとってはなくてはならない事業パートナーです

ー 装置開発メーカー プロジェクト担当者様

TOKYO精密機械部品は、株式会社小川製作所の「精密機械部品の製造ハブ部門」です。
「製缶・溶接・バフ研磨加工部門」(TOKYOステンレス加工)、「装置・治具等の開発支援部門」(TOKYO機械設計開発)もございます。

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